人間はどこまでやれるのか。

人間やろうと思えばどこまでもいける。
ホーリーランド実際人間やればとことんできる。そんなことを思わせるマンガ。

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ホーリーランド 3 (ジェッツコミックス)
 

 

・無感になるためにひたすら打ち込む。

主人公神代 ユウは家にも学校にも居場所を見つけられず、

ひたすら夜の街を徘徊する。

一度は無感になるために、最後の手段

そう自ら命を絶つ手前まで追い詰められた。

 

 

 

  • 人間やろうと思えばどこまでもいける。

主人公は周りの人間の誰も信じられなくなり、

自殺する手前まで行くが、偶然目に入ったボクシングの入門書通りに

自宅の鏡の前で素振りをしてみる。

無心に左手を振ることで1日5000回と言う常人離れした練習を行う。

そして手に入れたものは素人、独学にして、たいていの不良には負けない力を手に入れる。

 

  • 人より頭一つ飛びぬけるには普通ではいられない。

主人公神代 ユウ1日5000回と言うとんでもない回数の素振りを行っているが、

ここでユウは外部からの何かを得るためにそれを行っていたわけではない。

ユウ自身の中でユウの場合は無感になるため、ひたすら素振りの回数を数える

うちに無感になっていく。

誰にやれと言われたからやっていたではないことだからこの常人離れした練習が

できるのだと思う。

普通の人より優れているというの言い換えると

普通の人とは違うということだ。

 人とは違うことをするためのモチベーション

人と違うことをするためには外部からのモチベーションで動いていては

そのモチベーションの根源が何らかの原因でなくなって行動が起こせなくなっては

人と違いを出すのは難しいだろう。

内部のモチベーションで駆け抜ける。

最近特に思うのだが、

自走、自分で決めてやりはじめると止まらないものだ。

飛行機の離陸前の滑走のようにある一定以上のスピードで走り続けていると

勝手に空へ浮き上がるのだ。

一旦飛んでしまえばそこから落ちるのはなかなか難しくなる。

ただ一定以上のスピードで走らなければいくら上を向いていても

どうしたって飛べない。

 ・主人公神代 ユウの優れた学習能力と一点集中力

極めて主人公が持っている優れた能力は漫画によくある超人的な能力ではない。

が、しかし、そう簡単にその力は引き出せない。

逆に言えば誰でも引き出せる能力ではあるとは思うのだが。

 

友人のシンを襲われ、その主犯格であるカトーを倒した直後で、「自分は戦いから降りられない」と思うあまり、不良達を手当たり次第に襲うヒステリーに陥っていた。基本的な格闘スタイルは初期はボクシングのストレートのみであったが、土屋やショウゴとの戦いや訓練の中で、パンチだけではなく蹴り技も使いこなし、タックルなど組み技にも対応する打撃系総合格闘家のようなスタイルを取るようになる。戦闘経験が増すにつれプロテクターやバンデージなどの守備装備も装着するようになる。技の覚えも早く、一度見ただけの技を実戦で有効に使ったこともあった。

ヒステリーという理由はともあれ、友人のシンを襲われ片っ端から

不良たちを襲うといった脅威的で異常な行動力を見せる。

中学生時は学校でひどいカツアゲ、いじめなどにあったのにである。

人は飛びぬけるとどこまでいけるのだ。

 

 

いろいろ書いてきたが、

ホーリーランドは俺にもっと輝けと囁いている!

 

ホーリーランドは読み終わってないが、シャドーと腕立て伏せをやらずにはいられなかった。シュッシュ!ワンツーー!

できないことは何もない!5000回だ!!!

 

無理だ。寝よう。